ということをお客様から聞かれることがあります。

僕は大体

「足の親指を意識して歩いてくださいね。そのためにも五指ソックスをはくといいですよ。」

と答えています。
正直な話、僕自身歩き方が理想的ではないんです。
歩くと大腰筋・腸腰筋のラインが突っ張る感じで痛くなる。

ですから、楽な歩き方を求めて、歩き方を色々変えて歩いています。
歩き方の本なんかがあるととりあえず手に取ります。
今、試行錯誤している最中ではありますが、これは!というポイントをいくつか発見しました。

1、足の親指が蹴り出しになるように意識する。
足の親指を意識して歩くと、力強く歩ける感覚があります。
地面にしっかり足がグリップするので下り坂で物凄く安定感があります。

2、かかと→土踏まず→親指のラインで歩く。
足の外側を使って歩いていると、足首、膝、股関節で地面からの衝撃を吸収できなくなります。
つるぎに来るお客様で、腰痛・股関節痛を訴える方は大体、O脚・がに股・よちよち歩きになっています。
靴底を見て、アウトラインがすり減っている人は要注意です。

3、地面を後ろに送り出すような気持ちで歩く。
これは、今朝の犬の散歩で実感しました。
今まで僕は、足を前に出す→体の真下あたりで足を上げる→足を前に出す
といった歩き方をしていました。
その場で行進をしているようなイメージです。
これを、準備運動のアキレス腱伸ばしのような体勢になるように意識して地面との接地時間を延ばしてみました。
歩き終わった後がむっちゃ楽でした。大腰筋、腸腰筋のツッパリ感もほとんどありませんでした。

歩き方が変わると体にかかる負担は変わってきます。
ただ、変えた歩き方を意識して、クセにするまでが大変。
5分も10分も意識し続けることは難しいです。

なので、おすすめは五指ソックス。
もう少し暖かくなったら、草履ような鼻緒のあるタイプのスリッパ。
これで自然に足の親指に力が入ります。
上記の1,2は自然にクリアされます。
家ではく用のスリッパで、鼻緒のあるタイプが『しま〇ら』売っていたので今年も買おうと思います。
おすすめですよ。